通信制の大学生や夜間の大学に通う学生は雇用保険の加入対象ですか?

通信制や夜間大学生と雇用保険について

社会保険や労働保険に関する質問・相談こんにちは。私は現在、都内で通信制の大学に通っている30歳の男です。

来月から、近所のスーパーでレジ打ちの仕事を始めることにしました。

勤務時間は朝の9時から17時までです。

本来は18時までですが、夕方からは大学の授業があるため、少し早めに上がらせてもらうことにしました。

そして昨日、アルバイト先の人から「雇用保険に加入する必要があるから、雇用保険証を提出してほしい」と言われました。

私としては、なるべく手取りを多くしてほしいので、雇用保険に入らなくてもいいなら、入りたくないのですが、通信制の大学や夜間の大学に通っている大学生でも、雇用保険に入らなければならないのでしょうか?

通信制の大学生でも原則として雇用保険に加入しなければなりません

社会保険・労働保険の相談に対する回答まず、知っておいてもらいたいのは、従業員のいる企業で働く場合、原則としてすべての従業員が雇用保険の加入対象になるということです。

肩書や名称などは関係がありません。

そのため、パートタイマーやアルバイトであっても、基本的には雇用保険の加入対象です。

ただ、次の条件いずれかに該当する場合は、例外的に雇用保険の加入対象にはなりません。

  • 1週間の労働時間が20時間未満である人
    賃金の支払われない休憩時間は含みません。そのため、月~金曜日、10:00~15:00で休憩30分の人は20時間未満となります。
  • その職場で31日以上雇用されることが見込まれない人
    ただし、前2か月の各月において18日以上同じ職場で働いていた人は雇用保険の加入対象となります。そのため、例えば1か月単位の契約更新であっても3か月目から雇用保険の加入対象になる可能性があります。
  • 学生
    ただし、休学中の人やインターン中の人、また、定時制などはこの学生に含まれません。

上記に記載したとおり、学生は原則として雇用保険の適用対象外ですが、定時制や通信制の大学生は、ここでいう学生に含まれません。

そのため、通信制の大学生や夜間の大学生は、1週間に20時間以上働く場合で、かつ、31日以上雇用継続することが見込まれる場合は、雇用保険に加入しなければならないということです。

その他に雇用保険の加入対象にならないケース

従業員が1人でもいる会社で働く人は、原則として全員が雇用保険の加入対象です。

ただ、雇用保険とは、労働者の雇用安定を図るためのものなので、事業主など、労働者といえない人たちは雇用保険の被保険者になりません。(=適用がありません)

例えば、次のようなケースです。

  • 個人事業主
  • 法人の代表取締役等
  • 法人の取締役や合名会社の社員等
    例外として、同時に会社の部長や支店長などを兼務している場合は、労働者性が強くなるため、雇用保険の適用対象になる可能性があります。
  • 監査役

その他、季節的に雇用される人(夏の時期だけ海の家で働く人など)や、公務員なども雇用保険の適用対象ではありません。

タイトルとURLをコピーしました